会社倒産のリスク?弊社の主力商品が揺らいだ日

日々の気づき

本日は、会社の根幹を揺るがす出来事が発生しました。

私たちが展開している主力商品の一部に使用される重要な部品――その製造は中国の工場から輸入をしているのですが、輸入代行業者から、突然「製造中止」のため、追加の発注ができないと連絡が入ることに。

この出来事から、会社を起業し、経営していく際にはリスクを分散させておくことが非常に大事だなと感じたため、備忘と、これから企業を目指している方に共有できればと、この記事を書くことにしました。

想定外の一報、会社倒産の危機か?

代表であるT社長がいつも通り、弊社の主力商品の部品を発注するため、輸入代行業者にスケジュール確認等の連絡を取っていた日のこと。

その部品は、中国の工場で製造されており、他社商品との相乗りで生産してもらっているもので、もともと当社専用品ではありません。だからこそ、工場側の都合で生産ラインが止まる可能性はゼロではないと理解していたものの、まさか本当にこうした形で訪れるとは思っていませんでした。

しかし、その部品は主力商品の“要”。代替品も即座には見つからず、この部品がなければ製造も販売もまったく成立しません。つまり、このままでは主力商品の供給が止まり、会社としての存続すら危うくなる――そんな重大な状況に直面しました。

落ち着きのあるT社長、いつも通り騒ぐH氏(ケン)

「まずいな、、」

と一言、T社長がめずらしくぼやいたかと思うと、上記に記した事態が発生。ただ、いつも通り冷静なT社長は、たんたんと解決策を模索すべく、対処案をひとつずつ確認していくことに。

ただ、その報告を聞いたケンがいつも通り、「やばいやん」とぼやき連発。。。

「会社潰れるかもしらん」「やばいでこれ」などとネガティブワード連発で流石のT社長もケンにたいしては、目に余るような態度をチラつかせていました。

そしてケンは案の定、筆者にも「I氏が思っている以上にやばいで」とぼやき。

ちなみに、私は正直会社が潰れたところで、死ぬ訳でも資産がなくなる訳でもないため、何もダメージがなく、改めて、起業を成功させることは難しのだなと経験を得る程度しか思っていません。

そもそも、ケンとは考え方が違うし、「ケンが思っている以上にやばくないで」と言い返したい気持ちをグッとこらえて、あえてスルーすることにww

主力商品の“要”が止まるという現実

その部品は主力商品の中心部に使われる重要パーツで、代替品も即座には見つからない特殊な仕様です。この部品がなければ製造も販売も成立しません。

私もこの会社にジョインした際になんとなく、そんなイメージは湧いていたものの、事態が起きていなかったため、対策検討を後回しにした結果、事態が発生し、その時になって初めて慌てるという典型的な事態になることに、奇しくも陥ってしまいました。

会社の存続にまで影響する危機

主力商品の供給が止まれば、当然、売上の柱が抜け落ちるの同義であります。それはすなわち、会社としての存続すら危うくなる重大な状況に直面してしまいました。

なんとか、この危機を乗り越えるため、暫定対策と恒久対策を整理した上で、対処方法を模索することに。

ピンチはチャンスという言葉がありますが、実はこのようなピンチは起業してから、今まで会社を経営していく上で、いくつも経験してきました。その度に、ピンチを乗り越えることで、事業も拡大してきたことが、今に繋がっているということが身をもって経験しているため、私はどこか焦りはありませんでした。

むしろまた成長する機会が訪れたなと嬉しささえ覚えるほどです。(ちょっと言い過ぎかもですがwww)

主力商品に頼り切ってしまうリスク

ちょっと話がそれてしまいました。話を戻しますが、今回のように主力商品1本に頼るであったり、商品を開発するための方法が1つしかないという状況にあることは非常にリスクがあります。

その商品が売れなくなる要因はいくつもある訳ですので、考えてみれば当たり前ですが、なんとかこの事業や商品を伸ばしていこうというばかりに目が行きがちで、リスクヘッジはあと回しにしていたツケがきてしまいました。

私たちはこれまで、売上の大半をこの主力商品に依存してきました。もちろん売れる商品を磨き続けることは重要ですが、一本柱であることのリスクが今回一気に顕在化しました。

小さな会社にとって、仕入れ先の都合で供給が止まるという外部要因は致命的です。どれだけマーケティングや営業を頑張っても、そもそも“物が作れない”という状態になれば全てが無に帰します。

今回の記事で伝えたいこと

今日はこの“危機の始まり”をまず記録として残しておきたいと思い、この記事を書きました。起業物語を飾るのは成功談ばかりではなく、むしろこういった予期せぬトラブルの連続です。

会社の売上を支えてきた主力商品が突然揺らぎ、その根っこにあるリスクと向き合わざるを得なくなったこの瞬間を、忘れないように綴ります。

この危機をどう乗り越え、どんな判断をし、どんな未来を作っていくのか――その過程こそが、私たちの起業物語の核心になっていくはずです。

この危機をどう乗り越えたかはまた別途記事にまとめてご報告しますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました