今週のまとめ
スタートアップは1週間単位で見ると、常に動きのある1週間だったなと感じることが多いのですが、今週は特に顕著な1週間であると感じました。
今週は弊社の主力商品の部品の生産終了という予想外のアクシデントが発生し、M&A(10億の売却)というゴールに対して、自分たちは本当にそこへ向かっているのか?その問いがあらためて突きつけられた一週間となりました。
現場では、T社長・ケン・そして筆者の「本気度の違い」がこれまで以上に鮮明に表に出てきたように感じました。
スタートアップのリアル:現場で何が起きていたのか
週の前半、楽天のコンテンツ改善やモニター依頼など、地道なEC運用を進めながらいつも通り淡々と仕事をしていました。
そんな中、ある一本の連絡が空気を一変させた。
弊社の主力商品の「一部部品が生産終了」
原因は部品製造の金型の破損らしいが、再生産の目処も立っていないようで、普段は冷静なT社長が思わず「まずい」と口にしたほどで、会社にとってのインパクトは想像以上に大きい。
その横で、ケンはいつもの調子で「やばいやん」「会社潰れるで」と軽いボヤキを繰り返す。
悪気がないのは分かっているが、この緊張感の中ではその一言がチームの士気をじわっと下げる。
T社長が帰った後、ケンと二人になり、「I氏が思ってるほどやばいで」と言われた。
その言葉に一瞬カチンときたが、言い返しても何も生まれないと分かっている自分もいました。
仕事として進んだこと(成果と前進)
混乱はあったものの、楽天のコンテンツページの更新は着実に改善でき、アクセスも徐々に増えてきた。
また、配送周りに関しては、パートさんと動線や役割を丁寧にすり合わせでき、日々の業務効率が少し改善された手応えもありました。
こういう“小さな前進”は、長い目で見れば必ず効いてくると思います。
◆停滞したこと:やりきれなかった点・気づいた壁
一方で、売上に直結する施策はほとんど進められなかった。数字集計や定例会準備に時間を取られ、本来最優先すべきモニター施策が後回しになってしまった。
新商品発売の準備に関しても、自分が何も動けていない。「能動的に動くべきだ」と頭では分かっているのに、どこか本気になり切れていない自分がいると感じました。
また、納品対応や在庫確認でも、自分で抱え込んでしまい、本来任せるべき業務を任せきれていない反省も残った。
◆チームの空気:3人の温度差があらわになった週
この一週間、最も考えさせられたのはメンバー3人の「温度差が想像以上に開いている」という現実です。
T社長は、商品製造中止という問題の影響を受けつつも、冷静に対策案を探り、判断し、会社を前に進めようとしています。(表には出さないが、内心は相当なストレスだと思う)
ケンは、T社長から「言われなくても考えて動け」というニュアンスの言葉をかれこれ4年間言われ続けているらしく、頭では分かっているものの行動が追いつかない。その結果、T社長からの期待と現実のギャップが日に日に大きくなっている様子。
そして筆者自身はというと、T社長を支えたい気持ちはあるのに、どこか傍観者の位置に立ってしまっている瞬間がある。
「このままではいけない」
この危機感だけが、日に日に強くなってきている。
◆M&A(10億)というゴールから見た今週
結論から言えば――
今週は前進よりも“課題が浮き彫りになった週”だった。
- 主力商品の部品製造中止による事業リスク
- 3人の温度差の拡大
- 本来進めるべき施策の停滞
- T社長の負荷の増大
- ケンの停滞
- 僕自身の能動性の欠如
これらはすべて、
10億のバリュエーションに確実に影響する要素。
しかし同時に、
「このままでは目標に届かない」という現実を全員が認識した週でもあり、それはある意味、“始まり”なのかもしれない。
◆筆者の視点・今週の気づき
ケンのネガティブ発言に苛立つのではなく、
T社長の背中をただ眺めるのでもなく、
自分がどのポジションに立つのか、
そろそろ腹をくくる時期にきている。
今週最も心に残ったのは、
**“傍観者ではなく戦力になりたい”**という気持ちだった。
◆来週へのアクション
- 新商品に関して、必ず1つ具体的なアクションを起こす
- パートさんへの業務切り分けを明確にし、抱え込みを減らす
- 自分自身が能動的に動けるタスクを棚卸しする
- モニター施策の動線を再整備する
小さくてもいい、まず“動く”一週間にする。
◆今週の一言
「危機は、チームの本気度をあぶり出す。」


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